四十肩・五十肩の症状を和らげる筋膜リンパドレナージュ
四十肩,五十肩,は医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる病気です。一般的には発症する年齢が違うだけで、どちらも同じ病気です。
一度発症すると肩を動かすだけで痛みが続く厄介な症状です。そして、四十肩・五十肩による痛みの原因の一つには、肩周辺の筋膜の癒着が挙げられています。
筋膜リンパドレナージュで痛みを和らげる
癒着し、硬くなった筋膜はひっかかりを起こし、痛み、可動制限」を誘発します。肩周辺の癒着した筋膜をほぐしてあげるだけで、症状をかなり和らげることができます。
ただし、四十肩・五十肩を起こした直後(急性期)は、炎症がひどいので安静にしましょう。
発症から数日~数週間たって痛みが引いた慢性期から、徐々にケアを始めましょう。
根本的な治療にはならない
筋膜リンパドレナージュは四十肩・五十肩の症状を和らげることはできますが、根本的な治療にはなりません。四十肩・五十肩は骨や腱、関節包などの関節の変性が根本的な原因です。(なぜ変性が起こるかは未だに解明されていません)
筋膜リンパドレナージュは、あくまでもこの変性によって引き起こされた筋膜の癒着を改善し、痛みの再発を防ぐものです。
完治を望むのであれば、整形外科による処置が必要です。
四十肩・五十肩を改善したいと思うなら、筋膜リンパドレナージュできるだけ再発を予防していきましょう。